離婚調停を申立てようと思います。弁護士に調停対応を依頼するとどのようなメリットがありますか。
1.回答
離婚調停とは、離婚についての話し合いがまとまらない場合などに、家庭裁判所の手続きを利用して、調停委員が関与のもと、離婚の話し合いを進めることです。
離婚調停の対応を弁護士に依頼すると、例えば以下のようなメリットがあります。
申立書、必要書類の作成、証拠の整理などの労力の削減
離婚調停をするにあたって、申立書、進行に関する照会回答書、事情説明書などの資料作成が必要となります。また、その他戸籍などの必要書類、収入印紙、郵券を添付して家庭裁判所へ申立を行います。
弁護士に依頼された場合、申立に必要な書面の作成し依頼者の代理で申立てることが出来る他、調停中においても主張書面の作成などを任せることが出来ます。
専門的な知識と経験から納得いく条件での合意を目指す
離婚調停においては、慰謝料や養育費、親権、面会交流、財産分与など様々な条件について話し合う必要がありますが、専門的な知識や経験をもって進めるのか否かで大きく結論が変わることが多くあります。
調停委員は、弁護士ではない一般の方である場合がほとんどで、法律の専門家ではありません。そのため、当事者同士で調停を利用したとしても、法的に適正な条件で離婚できるとは限りません。
弁護士は、法的知識と経験から適正な離婚条件の見通しを立てたうえで、調停において主張立証することできるため、依頼者にとって納得いく条件での離婚を目指すことが出来ます。
精神的負担を軽減できる
離婚調停となると、様々な書面の作成が必要となり、また1,2か月に1度の頻度で調停の場で話し合いを行うことになるので、合意に至るまで1年以上かかることも多く、非常に多くの労力と時間を要する他、長期的に強い精神的ストレスを受けることになります。
弁護士が調停に参加すると、当事者のみの場合よりも調停がスムーズに進み早期解決を目指すことできるほか、法的に不利な条件で合意をしてしまうような恐れもなくなります。
また、当事者が仕事などで忙しくどうしても出頭することができない場合には,弁護士のみで出頭することもできます。
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